目に見えないものを
大切にしています。

あなたは、あなたのままでいい。
私は、私のままでいい。
ありのままの自分でいられるからこそ、
みんなで育ちあうことができる。
ここは、そんな幼稚園です。

子どもたち一人ひとりに向き合うとき、いつも心がけていることがあります。それは、「あなたは、あなたのままでいいのよ」というメッセージを伝えること。 元気でのびのびと過ごせる、ありのままでいられる環境をつくることです。 幼稚園は、各家庭ではなかなかできない集団行動を行う場。子どもたちは初めて親元を離れ、小さな社会を自分の力で生きぬいていくわけです。 最初はなかなか意志の疎通もできず、ケンカになることもあるでしょう。そうした子ども同士や先生との関わり合いを通した、精神的成長を支えるのが私たちの役目です。

「こころ」の育ちは、なかなか目に見えません。 だからこそ、いろんな経験を共有できるお友だちや、自分をまるごと認めてくれる大人の存在が必要なのです。ありのままの私でいいんだ、そんな「自己肯定感」をはぐくむには、幼少期の過ごし方がとても重要。私たちは教育者として、その責任感を常に忘れないようにしています。

よく食べて、よく遊び、自分のことを好きになる。考えて行動できる力、自分の命を守っていく力をはぐくむ。子どもと先生、保護者の方々もいっしょになって温かく関わり合い、卒園時には「みんなで育ちあったね」と新しい道へと歩み出していく。「真宗保育」の理念のもと、目に見えないこころの育ちを大切にする幼稚園で、目に見えないきずなをはぐくんでほしいと思います。

園長愛知 清子

きめ細やかに、
育ちあいを支えます。

ここは、大きな家族のような幼稚園です。先生は園児全員の顔と名前を覚えていて、保護者の方ともとっても仲良し。元気に走り回る子どもたちを、全員できめ細やかに見守っています。そして何よりも自慢なのは、給食がおいしいこと!ほかほかの手作り給食を、みんなで手を合わせて感謝の気持ちで「いただきます」。たとえ今はわからなくても、命をいただくありがたさや尊さを感じるこころが育つことを願っています。

主任教諭久野 悦子

ともに生き、
ともに育ちあう保育。

第1村雲幼稚園は、
真宗大谷派 西福寺のお庭にある幼稚園。
親鸞聖人が明らかにした浄土真宗の教えを基本とする 「真宗保育」を基本理念としています。

真宗保育とは

親鸞聖人の教えをもとに誰とも比べず、優劣をつけず、 一人ひとりが違う個性をあるがままに受け止め、 みんなで育ちあうことを大切にした保育。 「私は、私のままでいいんだ」と安心して 行動できる、本当の「生きる力」を育てます。